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プレスリリース

2025年06月19日 更新

【ニュース】知的財産権の公正な競争環境の確保に向けた取り組みを実施

 CYBERDYNE株式会社(茨城県つくば市、代表取締役社長:山海嘉之、以下、「当社」)は、FrontAct株式会社(審判請求時の特許権者:株式会社メルティンMMI)を被請求人として請求しておりました「生体信号が表す情報を識別するためのシステム」(特許番号:特許第6656633号)の特許無効審判(無効2022-800086号)において、特許権者の権利範囲を大幅に縮小させることができました。
  当社が請求した無効審判請求では、当社の主張に基づく審決の予告(無効の予告)により、特許権者は請求対象となるすべての請求項に対して訂正を行うこととなり、その訂正が認められ審決となりました。その結果、特許の適用範囲が大幅に限定され、瑕疵ある特許権による過度な独占や濫用を未然に防ぐことができました。(この訂正により特許権の範囲は、生体信号の識別精度を向上させる広範な演算処理から特定の算出方法による演算処理のみに限定されることになりました。)
  この審判の結果、独自にAI活用による生体信号の検出方法を開発することや事業を推進することは阻害されなくなり、公正な競争環境を確保することができました。今回の審決を通じて、当社の知的財産活動が自社の成長のみならず、業界全体の健全な発展に貢献できることを願っております。

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