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IR情報

2023年08月08日 更新

【IRニュース】日本医療研究開発機構 (AMED) 「ロボット介護機器開発等推進事業 (海外展開) 」交付決定のお知らせ

国立研究開発法人日本医療研究開発機構 (以下、「AMED」) が公募した令和5年度「ロボット介護機器開発等推進事業 (海外展開) 」において、当社の研究開発課題である「HAL腰タイプ介護支援に関する研究開発」が採択され交付決定が本日通知されましたので、下記の通りお知らせいたします。

1. ロボット介護機器開発等推進事業 (海外展開) の目的
開発済みの製品について、在宅向け機器として進出国として1カ国を選定し、機器に対する現地ニーズの把握、現地ニーズや規制に応じた機器の改良、販路の開拓、必要な認証取得等を通じて海外での上市の実現を目的としています。また、高齢化が進む社会では、国内外問わず在宅向けのロボット介護機器のニーズは高まっており、ロボット介護機器の海外展開を推進することで産業競争力の強化を図ります。

2. 採択された事業
(1) 課題名
「HAL腰タイプ介護支援に関する研究開発」
(2) 内容
本事業で海外展開を推進するHAL腰タイプは、移乗・排泄・入浴介助、シーツ交換などの介護動作で腰部にかかる負荷を低減するための装着型サイボーグです。その効果は、医学的・解剖学的観点からの解析・検証により実証されており、腰への不安を取り除いた安全で安心できる職場環境を作ることができます。加えて、複数名で行っている作業の人数削減や、作業時間の短縮などの業務効率化により、介護人材不足等の問題解決への貢献が期待できます。本事業では、導入効果を示すための実証試験を実施し、ドイツにおける上市を目指します。
(3) 期間 (予定)
交付決定日から令和7年3月末まで(各年度の中間評価をもって、次年度以降の開発継続の判断が行われます。)
(4) 補助金額(予定)
令和5年度: 14,118千円
令和6年度: 5,850千円
(各年度の補助金額は、各補助事業期間終了後の確定検査により確定します。)

3. 今後の見通し
各年度の交付補助金は、各年度の連結損益計算書の「その他の収益」に計上される見込みです。なお本件については、業績予想に織り込み済みです。

参考:
■ 本事業に関わる採択課題の発表(日本医療研究開発機構 (AMED)ウェブサイト)
https://www.amed.go.jp/koubo/12/02/1202C_00028.html

pdf版はこちら

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